主婦の私が最近政治に興味をもってきた

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ODA問題について

世耕大臣(参議院議員)が2003年に予算委員会ODA問題について質問していたので紹介します。

6月16日午後2時過ぎから、参議院決算委員会で約35分間の質問に立った。この日は平成13年度決算審議の締めくくりの質疑の日で、決算重視の参議院の姿勢を明確にしようということで、全閣僚出席のもとNHKのテレビ中継も入っていた。

この質疑で私はODA問題に絞って質疑を行った。国民はODAに関して日本が国際社会で活動していく上で必要不可欠であることは認識しているものの、無駄な事業が行われているのではないかとか、相手国の特権階級の利権につながっているのではないかといった不透明感を感じている。そして日本経済自体が景気低迷にあえいでいる中で、なぜ海外に援助をしなくてはならないのかという煮え切らない思いがある。このあたりを率直に総理や外務大臣にぶつけてみた。

特に大問題は、経済発展目覚ましい中国に対して今なお年間1000億円を超える援助を日本が行っているということである。中国に対しては過去20余年かけて合計3兆円以上の援助を行ってきている。にもかかわらず中国首脳から日本の首脳に対して具体的な感謝の言葉を表明されたことはない。しかも中国内では北京の空港ビルや地下鉄、SARS対策で活躍した中日友好病院が日本の経済援助で建てられたことについて、国民に対してほとんど周知されていない。

また、そういった基本インフラの整備は日本のお金にやらせておいて、核兵器保有を続け、軍備の増強も推進している。また中国政府は経済発展目覚ましい沿岸部の整備に力を入れるばかりで、内陸部の貧困問題は放置している。このことがわが国への不法入国の増加、そして治安悪化へとつながっているのである。

さらに無視できないのは、日本から援助を受けながら一方で他の発展途上国に対して中国が援助しているという事実である。推計では年間600億円以上のお金が中国からASEAN諸国などへの援助に使われている。また中国はカンボジアなどに対して1000億円を超える巨額の債権放棄を約束したりしている。要するに日本のお金が間接的に中国の国際影響力強化に流用されているわけだ。

このような中国への援助を一度ゼロベースで見直すべきだとの主張を小泉総理にぶつけたところ、多少慎重な言い回しではあったが、「中国がわが国の援助に対して感謝しているのか、あるいは必要としているのかよく見極めることが必要だ。国益を重視して、見直すべきは見直していきたい」との答弁が得られた。

またIT関連のODAについては、もっと戦略性を持たせて、日本のIT技術の普及に資するような形で活用すべきだということも指摘しておいた。

質疑後、私の事務所には中継を見ていた人々から私の指摘に賛同する大量のメールや電話が殺到した。いかに国民がODAのあり方や中国への経済援助にいら立ちを覚えていたかの証左であろう。対中問題を中心とするODAに関してわたしは単に国会質問に終らせることなく、ODA基本法などの新たなルールづくりなどに取り組み、日本の国益につながるODAに改革をしていきたい。

結局中国へのODAは2013年まで続きその額は有償資金協力(円借款)は3兆3164億円、無償資金協力は1572億円で、さらに1817億円の技術協力が行われ、総額3兆円以上のODAが実施された。
この対中国のODAのようなことを繰り返さないように、戦略性と日本にとって有益なものになるように、今後も自民党世耕弘成大臣の活躍を注目したいと思います。